コラム・エッセイ

とばずがたり【今回のテーマ:燃えるV】

とばずがたり

初めまして班長です。

この「とばずがたり」は、
ただの、日記です。
ただの、雑記です。
書きたいことを書くだけの、落書き帳です。

ちなみにタイトル「とばずがたり」は、
むかし図書館で見かけた紀行文「とはずがたり」から取りました。
「とはず」を「とばず」にしたのは、
今も将来も飛躍することは無いだろうと思い付けました。
ちなみに「とはずがたり」も見かけただけで、読んでません。

ってことで書きます。

今回のテーマは、島本和彦先生の名作「燃えるV」です。

1986年からサンデーにて連載されていた漫画なのですが、

作者の島本和彦先生、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
暑苦しい主人公と、頭の悪い主人公と、不条理な主人公を描かせたら日本一の人だと思います。
他にも、逆境ナイン、燃えよペン、アオイホノオなどを描かれています。

このストーリーを簡単に説明すると
喧嘩は強い主人公「狭間武威(はざま・ぶい)」がテニスに出会い、ライバルと出会い!的な
よくあるやつです。

しかし、他のテニス漫画と違うのが、
打った球は基本、相手に当たります
ラケットは人を殴る道具です。
海の中でサメを相手にスピンの練習をしている奴がいます。

言っている意味が分からないと思いますが

そうなんです。

ちなみに島本和彦先生の作品は、
真面目に描いているのに結果がギャグになっているのか、
笑わせようと思ってギャグを描いているのか、
本気で分からなくなる時があります。

こんなセリフもありました。

全日本テニス5位の選手と戦うことになった時の、主人公のセリフ。
「全日本5位なんて、甲子園じゃベスト8にも残んねえぜ。」

いまだに意味がわかりません。

でも、これが燃えるVだと思います。
[aside type=”boader”]
意味不明と不条理と混沌が存在するのに、
キャラクター1人1人の個性が際立ち、存在感が凄まじいので
そのキャラクター達がつかみ取る勝利に価値があるということだと思います。
[/aside]
↑こんな感じで、真面目に書いてるのか不真面目に書いてるのか
分からないのが島本作品なんです。

興味が沸いた人は、ちろっと読んでみてごらんさい。
では、さようなら。

ABOUT ME
班長
ふとした時に匂いを感じる時がありますよね。雨が降る前の匂い、神社の荘厳な匂い、四季それぞれの夜の匂い。そんな、ふとした時の匂いをWEBを通して感じて頂きたいと、全く思っていません。 ワビ・サビなんて全くない事しか書きません。